「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」01

「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」01
- Deutschland Deutschland über alles -
WALFGANG VOIGT
FRANK BRETSCHNEIDER
SIGNAL, PIXEL, ALVA NOTO
QUANTEC
MATTHEW HERBERT
MORITZ VON OSWALD

電子音楽が登場したのは1953年だから、まだ半世紀ほどしか経っていないことになる。この年、西ドイツ放送局のディレクターだったハンス・アルトマンによる電子音楽スタジオがケルンに設立され、「私は1年の半分をミキシングに費やしている」という有名な発言にみられるカールハインツ・シュトックハウゼンのエンジニアたちとの世界で初めての電子音響合成手術が始まった。シュトックハウゼンの " Duo-1961" や " Studie II " などにみられるグラ
フィック・スコアは、すべてを記号化する。最近のミニマルダブなどの音楽を聴いていると、バウハウスをはじめとした構成主義的デザインや、イタリア出身のポーランド人の詩人、小説家、美術批評家ギヨーム・アポリネール( Guillaume Apollinaire )のカリグラム、ドイツの芸術家・画家クルト・シュヴィッタース( Kurt Schwitters )のダダイスムや構成主義的絵画、音響、彫刻、グラフィックデザイン、タイポグラフィ、コラージュ、メルツバウ( Merzbau )建築などを想起してワクワクするが、エレクトリック・ミュージックはシュトックハウゼンから、そしてケルンから全てが始まった。シュトックハウゼンこそエレクトロニック・ミュージックの父である。ポストモダンから20世紀前半のモダニズムへ回帰するかのように、最新の音楽は「行為によってよりも " 色彩 " によって、観客を包む " 場 " を形成するような、厚みもなく平面的で、ミニマルで均質で、どこまでも延々と続いている終わることのないオールオーバーな世界」、「1950年代後半に現れたミニマル絵画の色数の制限、幾何学的で単純

WOLFGANG VOIGT / GAS ( rester-noton r-n 102)

な画面、筆触の排除などが特徴の、ヨーロッパ型の伝統的な絵画における均衡や構図(コンポジション)の概念を否定し、単純なストライプの反復と、そのパターンが全体の形を決定するシェイプド・キャンバス(変形キャンバス)」などの、まるでカラーフィールド・ペインティングと呼ばれる抽象表現主義的音響への現象が強まっているように思える。ひとつはKompaktレコードでのGAS ( Walfgang Voigt ) などにみられるモダン・アンビエント ( ネオ・クラシック) と、rester-notonでのPixel、Frank Bretschneider、Signal、Alva Notoなどのデジタル処理された周波数のサイン波によるマイクロサウンドにおける美学などが挙げられる。こうした美術的手法を駆使した音響の多くに、どこかに重力から解放されたいという欲求と,地球上ではないどこか他の存在しない異郷を懐かしむ=Another Green World ( 新たな場 ) への生成が感じられるが、それはボクの聴き違い、思い過ごしだろうか。

RASTER-NOTON

WOLFGANG VOIGT / GAS ( rester-noton r-n 102)
01. Der Wald
02. Das Moor
03. November
04. Nah Und Fern
05. Tal 90 ( Version )
*Book + CD
mastered by Burger, Voigt
image photography, artwork by Wolfgang Voigt
photo and design assistance- Veronika Unland
released in 128 page bound book featuring photographs and images taken between 1995-98
published by Raster-Noton.Archive für Ton und Nichtton.
all tracks previously unreleased.
www.rester-noton.net
gema
RESTER-NOTON 2008

90年代の半ばまでMike Inc、 Studio1、Grungermanなどの名義で活動していたウォルフギャング・フォークト ( wolfgang voigt ) のこの128ページのフルカラーのペーパーバックと、1995年から1998年までの未発表音源を収めた曲がコンパイルされたCD " Gas " では、シェーンベルグとクラフトワークが融合した催眠的/抽象的なモダン・アンビエント・ミュージックを展開している。90年代は、Mille Plateauxから " Gas " 、 " Zauberberg" (1997)、 " Königsforst" (1999)、" Pop " (2000)などの作品をリリースしていた。この4作品はリマスターされ4枚組ボックスケース" Nah und Fern " として再発されている。あるレコード評では「ウォルフギャング・フォークトの、素材を基本的に美的な構造に変えようとする彼の意志は、あなたがゾクゾクして迷子になるような洞窟を創造すること」。「1980年代に音楽制作を開始、クラシック、ポルカ、ブラス音楽の要素にエレクトロニックポップ・ミュージックのサウンドを融合、さらに1990年代半ば、マイク・インク、スタジオ1、Grungermanといった数々の名義での活躍と、ケルンのミニマル・テクノを台頭させた事で知られるwolfgang voigtの問題作。タイトル"gas"とはシェーンベルクとクラフトワーク、フレンチ・ホーンとブラス・ドラムの間に存在するような音の塊を目指すもので、本作は包括的なプロジェクトであるgasのヴィジュアル的側面を初めて紹介する作品。彼が1995年から1998年の間に撮影した幅広い写真イメージと、本人厳選の宝石のようなトラックを融合させ、宇宙が持つ様々なムードや視点を表現した神秘的な一枚。」と評されている。

Wolfgang Voigt - Der Wald
http://www.youtube.com/watch?v=sI-fBWRpeeM

**BounceBiomehanika | 2010年07月14日
ARTIST: Wolfgang Voigt.
ALBUM: Gas.
LABEL: Raster-Noton.
CAT#: R-N 102.
COUNTRY: Germany.
RELEASED: 2008.
GENRE: Electronic.
STYLE: Ambient, Abstract.

Gas - Untitled 2 - Nah Und Fern (2008)
http://www.youtube.com/watch?v=A5rzS18XozU
**xverdxse | 2009年07月02日
Download full album at:
http://electronicmusicanonymous.blogs...
Untitled 2' off Self-titled 'Gas' album, re-issued in 2008 as part of a 4 disc box set titled 'Nah und Fern'
Gas is a project of Cologne, Germany-based electronic musician Wolfgang Voigt. Voigt cites his youthful LSD experiences in the Königsforst, a part of Germany's black forest situated near his hometown of Köln, as the inspiration behind the project. He has claimed that the intention of the project is to "bring the forest to the disco, or vice-versa".

GAS - Untitled
http://www.youtube.com/watch#!v=NqVvViWYIFY
**Undergroundedful | 2009年10月04日
Hypnotic minimal ambient techno from Germany.
Album: Königsforst.

SIGNAL / ROBOTRON ( raster-noton r-n 69 )
1. Intro (Monsator)
2. Ermafa
3. Naplafa
4. Robotron
5. Malimo
6. Wismut
7. Rawema
8. Datasette
9. Sporett
10. Epirex Motor
11. Wismut (Version)
recorded at Voxxx Studio / Chemnitz, Unit / Tokyo, Plast Der Republik / Berlin between 2001 and 2006
post-production at Villa Masimo / Rome and Raster-Studio / Chemnitz, mastered at Calyx Mastering / Berlin
all tracks by Olaf Bender, Frank Bretschneider and Carsten Nicolai
RASTER-NOTON 2007
raster-notonのレーベルの創設者Carsten Nicolai ( Alva Noto ) 、Frank Bretschneider ( Komet ) 、Olaf Bender ( Byetone ) の3人によるスーパーユニットSIGNALの2001年にリリースされた " centrum" に続くセカンドアルバム。パルス音からバリバリいう接触不良ノイズなどがミニマルにキックしたロボットファンクという新種のダンスミュージックを構築している。これこそ21世紀のテクノダンスというものだ。2001年から2006年までの間にレコーディングされた作品がコンパイルされたもので、Kraftwerkへ捧げられている。個人的には、この2、3年に聴いたテクノ系の作品のなかでベストと言っていいだろう。この作品は、音楽が新しい時代に侵入し、マイクロサウンドという新しい表現手段が出現したことを証明するセントラムな事件といえるだろう。

Signal
http://www.youtube.com/watch?v=eLo-V-rs6JE

**IkeSnopes | 2009年03月02日
In Touch:Intercultural Collaboration, Minsk. 28-02-2009

SIGNAL @ La Casa Encendida Part.2
http://www.youtube.com/watch#!v=t88Iqrx_RDo
**SoledadSonora | 2007年11月11日
signal en la casa encendida

SIGNAL @ La Casa Encendida
http://www.youtube.com/watch?v=ut83xNiXr1A
**SoledadSonora | 2007年11月10日
Signal directo en la casa encendida Madrid

signal @ casino metopolitano, mexico city
http://www.youtube.com/watch?v=IKuN1JdVFfQ

PIXEL / THE DRIVE ( rester-noton r-n 106 )
1. +28° 35 42.88 -80° 37 13.02 8:45
2. +43° 35 43.44 -114° 51 11.09 4:32
3. +43° 39 25.60 -110° 42 10.10 4:18
4. +40° 11 35.63 -112° 52 31.90 4:42
5. +40° 42 24.12 -73° 59 51.18 4:41
6. +40° 42 24.12 -73° 59 51.82 5:49
7. +53° 47 33.66 -99° 43 57.61 7:09
mastered by Calyx
mastering Berlin
all music arranged and recorded by Jon Egeskov
RASTER-NOTON 2009
ピクセル ( pixel、画素 ) とは、コンピュータで画像を扱うときの、色情報 ( 色調や階調 ) を持つ最小単位、最小要素。色のついた " 点 " のこと。デジタル画像は正方形 ( まれに長方形 ) のピクセルを規則正しく縦横に並べることで一枚の画像を表現する。ソフトウェアによっては、色だけでなく奥行きや透明度などの様々な情報が与える場合もある。ピクセルの概念を3次元に拡張したものはボクセル、テクスチャ画像でのピクセルはテクセルと呼ばれる。このデンマーク生まれのアーティストJon Egeskov=PixelのこのCDでの音響は、アメリカ全土を車で巡る空想の旅を描いたサントラだという。ギターアンプがたてるフィードバック効果による歪み、オーガニックなパルス音響のパターンによって構成されたミニマルな電子音のマトリックス ( 仮想現実 ) でもあり、デジタルな織物とでも言いたそうだ。ある種、映画を観るかのような頭に浮かぶイメージ映像によるトリップ・ミュージックか。これもモダン・アンビエント・ミュージックではあるが、叙情性が排除された音響を量子化したカラーフィールド・ミュージック、マイクロサウンドである。

Pixel live at OFFF festival 2009
http://www.youtube.com/watch#!v=SpRj9_WEHu8

**idrioema | 2009年05月12日
OFFF festival 2009 Oeiras - Portugal 07.08.09 May
Raster Noton showcase with:
- 07 May 2009
Nibo
Frank Bretschneider
Atom TM
Fennesz
- 08 May 2009
Senking
Pixel
Kangding Ray
Coh
Uusitalo (Vladislav Delay)
- 09 May 2009
Pomassl
Snd
Alva Noto
Byetone
Signal

FRANK BRETSCHNEIDER / EXP ( raster-noton r-n 108 )
1. Monopuls 2. Blue: Cobalt 3. Strobe Room
4. Blue: Ultramarine 5. Chamber Jazz 6. Biplex
7. Blue: Cyan 8. B.l.u.e. (Best Linear Unbiased Estimator)
9. Polylog 10. Node 11. Orion
12. Spin 13. Novo Duplex 14. Blue: Electric
15. Mass 16. Blue: Aluminate 17. Ventilator
18. Colour Wheel 19. Tron 20. Echolog
21. Reflex 22. Multimath Duplex 23. Polycopter
24. Memory 25. Phased Out 26. Oscillation
27. Funkalogic 28. Monoplex 29. Multiplex
30. Panback 31. Blue: Prussian 32. Lightweight
33. Satellite 34. Crystal Dub 35. For Kyoka
all sounds by Frank Bretschneider,
composed, recorded, Berlin 2007-2009
mastered by Andreas Lubich
dubplates & mastering, Berlin
The Movie was Generated from The Realtime live Visualisation of EXP
RASTER-NOTON 2010
ベルリンを拠点に、アーティスト、作曲家、映像作家として活動を続けるマイクロサウンド/マイクロスコピック ( 顕微鏡でしか見えないさま。微細な。微視的。「―な生物」) の巨匠、Kometことフランク・ブレトシュナイダー ( FRANK BRETSCHNEIDER ) 。彼は、東ドイツ(東ドイツ)のカルル・マルクス・シュタット( 現ケムニッツ )で生まれ、美術を研究し数個のグラフィック版を発行した後に1984年にテープマシン、シンセサイザー、ギターなどによる実験音楽を創作し始めた。 1986年からDada芸術運動、Residents、ソ連のサイエンスフィクションなどに影響されたAG Geigeというドイツのアンダーグラウンドシーンで有名なバンドに参加し、フィルム、ビデオまたはコンピュータ・グラフィックスなどの視覚芸術と音楽との交換の可能性を探り始めた。その後96年にOlaf BenderとRasterMusicレーベルを立ち上げ、12K、Mille Plateauxなどのレーベルから作品をリリースしている。3年ぶりのこのアルバムは、全体が30秒~3分以内のショート・トラックの連続でシームレスに構成され、聴覚を刺激するパルス音、サインウェーブの波状グルーヴの、セルライトをプチプチ潰すかのような快楽音で埋めつくされている。「 expは美術が音楽の抽象的な純粋さに達するべきであるという考えに基づく音楽視覚の仕事です。プロジェクトのために視覚現象音楽の中で音楽で見つけられた品質(動き、リズム、速度、ムード、強度、および組成の構造を含んでいる)を同化する試みは特定の発生していて選択されたwavesformsで構成されました。フィードバック、衝動、クリック、整備士の音、電気、磁気、軽くて他の放射; さらに、アニメーションが可聴周波数と強度によって主に動かされるので、これらの音の品質が、最適な効果を得るのは、グラフィックスの動きのときに可能になります; ミディプログラミングから運動曲線を適用するまでのアニメーションを制御する他のいくつかの方法と組み合わせて、イメージの発生の正確な再現を表します。結果として、簡単な幾何学的なパターンから異常に複雑なフォームまで 、計算されたイメージはしばしば予期していなかった偶然性を発生させます」。2CDのうち1枚はデータCDで、18分に渡る点描画のような映像が収録されている。

Frank Bretschneider EXP

**Eleysia | 2010年05月21日
EXP is a music-visual work based on the idea that fine art should attain the abstract purity of music. An attempt to assimilate the qualities found in music including movement, rhythm, tempo, mood, intensity and compositional structure within visual phenomena. The music for the project was composed of specific generated and selected wavesforms, feedbacks, impulses, clicks, the sound of mechanics, electricity, magnetism, light and other radiation. In addition and since the animation is mainly driven by sound frequency and intensity, the sonic quality of these sounds makes it possible to obtain an optimal effect on the graphics motion. In combination with several other ways of controlling the animation from MIDI programming to applying motion curves the visualization represents an exact reproduction of the audible occurrences. As a consequence the computed images often attain an unexpected beauty, from simple geometrical patterns to extraordinarily complex forms.
the movie was generated from realtime live visualisation of EXP.
© all sounds by frank bretschneider 2009

FRANK BRETSCHNEIDER / RHYTHM ( raster-noton r-n-82 )
1. a soft throbbing of time
2. the big black and white game
3. we can remember it for you wholesale
4. the eight day people
5. other days, other eyes
6.construction shack
7, the moon is hole in the sky
8. all summer in a day
9. the october game
all music by Frank Bretschneider
recorded in Berlin, june 2006-march 2007
mastered by Andreas Lubich at dubplates 6 masterig Berlin
RASTER-NOTON 2007

Frank Bretschneider plays Rhythm @ BEMF BOZAR March 22nd 2009
http://www.youtube.com/watch?v=gpSKLMS1j0M

**wammesies | 2009年03月25日
Frank Bretschneider playing Rhythm live at the Brussels Electronic Music Festival on Sunday March 22nd 2009.

Frank Bretschneider - Walking on Ice
http://www.youtube.com/watch?v=5Cx1J8sA2Hk&p=6A786E9FF6F385E3&playnext=1&index=3

**sparced | 2006年07月09日
Composer from Berlin.

ALVA NOTO / UNITXT ( raster-noton r-n 095-2 )
a: u_07
u_08
b: u_04
u_09-1-2
c: u_08-1
u_03
u_08
d: u_01-2-0
u_05
u_09-0
all sounds : Carsten Nicolai,
text and voices : Anne-James Chaton
tracks recorded during raster-noton japan tours 2006 & 2007
reviewed and edited in Berlin 2008,
mastering: Eashad at d&m
2008 RASTER-NOTON
ドイツはケムニッツ出身のカールステン・ニコライ ( Carsten Nicolai ) は、ベルリンを拠点に活動する映像作家、電子音楽家、プロデューサー。90年代後半にはNoto名義でミニマル・テクノを展開していた彼がモダン・アンビエントやミュージック・コンクレート的展開を始めたのはアルヴァ・ノト( Alva Noto )名義の 2000年代前半からで、サイン波とパルス音を伴った周波数音やホワイトノイズなどを音の素材としてマイクロサウンド・スケープを構築する。それらはすべてコンピューターで生成された音や様々な環境音を変形し合成され歪められた音響だが、ラスター・ノートン系の音楽の中では,最もポップで聴きやすい音響と言えるかも知れない ( 彼の作品全てを聴いたわけではないので、断言出来ないが) 。

Alva Noto - U_09-0
http://www.youtube.com/watch#!v=woMqCIcVZzA

**feelmyglock | 2010年06月24日
Alva Noto - Unitxt. Label: Raster-Noton. Catalog#: R-N 095. Format: CD, Album. Country: Germany. Released: 04 Jun 2008.

Alva Noto - u_07- Mutek_10

**LandonSpeers | 2009年06月30日
Part of u_07 from unitext by Alva Noto at Mutek_10, 2009

*******************

PROFAN / KOMPAKT RECORDS

WOLFGANG VOIGT / FREILAND KLAVIERMUSIK ( PROFAN CD 9 )
01. Alleingang
02. Zimmer
03. Feld
04. Geduld
05. Schweres Wasser
06. Brücke
07. Kammer
08. Mondlicht
09. Dunkler Weg
10. Verwandlung
11. Mecha
12. Symbol
13. Silberg
musik und gestaltung - Walfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2010 PROFAN
「この実験的ミニマリスティック・ダンスミュージックがアルノルト・シェーンベルクとパウル・ヒンデミットの生きていた時代に存在していたら、どのように聴こえたであろうか」と、コンポスト・レーベルのホームページでのアルバム・レヴューに記されている。フォークトのFreilandプロジェクトは、ただ一つの音が最小量のテクノ音楽の基本だという1つの大きなテーマがあり、それを様々な違ったアプローチで構築していく。 この考えは1950年代後半に出現した視覚芸術におけるミニマリズム(Minimalism)での、装飾的・説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし、シンプルな形と色を使用して表現する彫刻や絵画にみられた態度でもあるが、この作品では 無調の、カフカ的な合成のクラシック・ピアノが使われていて、それは自動ピアノ(Player Piano)のための作品群で知られるメキシコの作曲家コンロン・ナンカロウ ( Conlon Nancarrow - 1912-1997 ) のジャズ的なる音楽にインスパイアされたもの。フォークトは「彼は機械的なマシンとして楽器を使用する最初の作曲家のひとりでした、人間の性能の制限を超えてプレーさせて」と、発言し、人とマシンとの共存と楽譜と自動ピアノのパンチングとのズレが起こす予測不可能性な偶然性音楽の類似点を示唆している。また、このアプローチは視覚芸術家としてフォークトの仕事に影響を及ぼしフロントカバーには彼の描いたTetrapakの1枚の絵が使われている。最小量の音楽を見、最小量のテクノをこの作品で聴くことができる。当時「ノン・モダニスト」と呼ばれたミニマルなミュージック・コンクレート、そしてマイクロテクノ、モダン・アンビエント ( 音響などを用いて空間を構成するサウンド・インスタレーション)、これこそ現在のクラブミュージック、ミニマル・テクノの先端で起こっている重大な事件でもある。クラブDJたちがミニマルアート・テクノと呼ばれるミュージック・コンクレートやマイクロテクノをDJイングする未来派 たちの時がやってきた・・、いや、この未来派という言葉ももう死語だ。彼らはレトロモダン、モダニズムには憧れてはいるが未来など夢みてはいない。どこまでもスノッブで排他的で限定的なミニマルダブ。明日すらもやってくるのかも分からないこの世紀末的終末論の時代のサウンドスケープとして、これらの音響は最もフィットしているのかも知れない。

WALFGANG VOIGT / FREILAND GEDULD REMIX ( PROFAN 33 )
A1. Verwandlung
A2. Geduld - original mix
B. Geduld 0 DJ Koze mix
musik und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2010 PROFAN

Wolfgang Voigt - Geduld (DJ Koze Mix)
http://www.youtube.com/watch?v=nbgdUsFYA5U

***viskonksi | 2010年06月10日
brilliant remix by DJ Koze of Wolfgang's Geduld...

WALFGANG VOIGT / SOG ABWEICHUNG ( PROFAN 32 )
A1. Abweichung ( 1 )
A2. Abweichung ( 2 )
A3. Abweichung ( 3 )
b. Abweichung ( 4 )
musik und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2010 PROFAN

WALFGANG VOIGT / FREILAND KLAVIERMUSIK ( PROFAN 30 )
A: Kammer
B: 1. Symbol
2. Schweres Wasser
3. Mecha
4. Silberg 8
musik und gestaltung - Wolfgang Voigt
distribution Kompakt
www. kompakt.fm
www.wolfgang-voigt.com
2008 PROFAN

Wolfgang Voigt interview in Moscow
http://www.youtube.com/watch#!v=yQBKD-IzFac

**slonikyouth | 2008年04月22日
kompakt

*********************

ECHOCORD

QUANTEC / CAULDRON SUBSIDENCE ( echocord cd 06 )
01. Absolute Level
02. Deep Rooted
03. Profound Experiences
04. Fall Into Oblivion
05. Obstacles
06. Satisfied
07. Magic Potion
08. Pandemonium
09. Transmitters
10. Plateau
written, produced by Sven Schienhammer
artwork by Kusk
published by echocord, Made in EU, Distributed by Kompakt.
also available on 2xLP as echocord040.
tracks 9 and 10 are exclusive to CD.
2009 ECHOCORD
デンマーク出身のSven Schienhammerの、デンマークのレーベルEchocordから発表された正当派テクノ。70-80年代のoldschool synthsを使用し、それによって構築されたデトロイトの和音とダブステップ・グルーヴをデジタル加工する。ばらばらの構造、メロディックなビート、催眠性のキック、ハイハット、衝撃、そして低いベース音が特徴の、ダブ・サウンド。ベルリン、デトロイト、ベーシック・チャンネルを通過儀礼したダブ・ステップと言えるだろう。ミニマルに特徴的な聴く者を突き放すかのように一定の距離感のあるフラットネス、コールドネスでクールな世界だ。

Quantec - Magic Potion
http://www.youtube.com/watch#!v=J_DQCcT3aQs

Quantec - Satisfied
http://www.youtube.com/watch#!v=-hkoXD7jk0E

**TheSilverDubber | 2010年05月13日
Quantec - Satisfied
Taken from the album, Cauldron Subsidence (Echocord 2009)
| D E E P |
Sven Schienhammer (Quantec)...
Sven Schienhammer grew up in the 80's. Producing and remixing electronic music since 1995 first using hardware tools such as Rolands MC 505 and a 303 with some EFX tools.
Now the studio is hardware and software in symbiosis. Using some oldschool synths from the 70's and 80's for the love of the Lo-Fi feeling of those machines! The sounds are digitized thoughts and emotions.
Personal favourite styles in music include Detroit and dubby electronics, Deep House, Dub, Roots Reggae, drones, Ambient and some experimental stuff. He also releases music as Sven Schienhammer. (Edited)
-Discogs.
Quantec MySpace: http://www.myspace.com/quantec
Website: http://www.svenschienhammer.de/

QUANTEC / UNUSUAL SIGNALS ( echocord 030 )
A: 1. Amanita Muscaria
2. Deliberate
B: Unusual Signals/Reversion
C: 1. Unusual Signals/Xeric Dub
2. Iboga
D: 1. Yage
2. Panaleous
Mastered By - K SST
Written-By, Producer - Sven Schienhammer
made in Denmark
2008 ECHOCORD

quantec unusual signals
http://www.youtube.com/watch?v=SI97y1riUw0

*************

RECOMPOSED / DEUTSCHE GRAMMOPHON GESELLSCHAFT

RECOMPOSED BY MATTHEW HERBERT / Mahler Symphonyx ( Deutsch Grammophon Gesellschaft 2734451 )
A: Mahler Symphony X
B: Mahler Symphony X
recomposed by NMatthew Herbert
original recording: Philharmonia Orchestra - giuseppe Sinopoli
cover photo: Mabler7s composing but in Toblach, Italy
ww.recomposed.eu
2010 DEUTSCHE GRAMMOPHON / UNIVERSAL
ジミ・テナー、カール・クレイグ+モーリッツ・フォン・オズワルドに続くこのシリーズの4番目の作品。今年生誕150周年を迎えた作曲家=グスタフ・マーラーによる未完の大作、ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団の交響曲第10番( 1910年の夏に絶望と底なしの喪失感、狂気の中で作ったといわれている ) を再構築している。棺桶にカーラジオをセットし、標本抽出目的に使用したり、プレリュードからのヴィオラのソロはウィーンにあるマーラーのお墓で新たに録音。その後火葬場でアダージオを大音量で流し、カーテンの後ろにマイクを置き録音している。この作品では死を主テーマに取り上げているのだが、「私のヴァージョンは死の魅力だけではなく、マーラーが光と暗闇の間で作り出した不適当なバランスの誇張も構成し、そうしたものが恐怖と栄光との闘争の喜びである」とハーバートは語っていて、マーラーの作品の陳腐さと難解さ、マーラーの心の中の衝突、生と死、愛ととまどい、威厳と死を表現したかったという。が、その言葉のような人間臭さ、ダイナミックなミュージック・コンクレート的切り口はなく、彼の静謐な性格があらわれた再構築作品に仕上がっている。付録の8ページのブックレットにはハーバート本人による解説、シェーンベルク、ヴェーベルン、アルマ・マーラーがマーラーについて語った言葉が引用されている。

Matthew Herbert on "Symphony X" for Recomposed
http://www.youtube.com/watch?v=KnvaFOxkVzs

***JazzClassics | 2010年04月26日
British electronic music artist Matthew Herbert explains his approach to the adaptation of Gustav Mahler's unfinished 10th Symphony for Deutsche Grammophon's acclaimed series Recomposed. Recomposed encourages protagonists of the electronic dance music scene to uncover contemporary perspectives on the classical repertoire. Matthew Herbert's "Symphony X" will be released on May, 28th. For further information visit http://www.recomposed.de

RECOMPOSED CARL CRAIG & MORITZ VON OSWALD / Music by Maurice Ravel & Modest Mussorgsky ( Deutsch Grammophon Gesellschaft 476 691 3 )
A: Intro
Movement 1
Movement 2
B: Movement 3
Movement 4
C: Interlude
movement 5
D: movement 6
original recordings: Berlin Philharmoniker - Herbert von Karajan
2008 DEUTSCHE GRAMMOPHON / UNIVERSAL

RECOMPOSED BY CARL CRAIG & MORITZ VON OSWALD / New Mixes by Francois Kevorkian & Moritz von Oswald ( Deutsch Grammophon Gesellschaft 272 4750 )
A: Berlin meet NYby Francois Kevorkian & Moritz von Oswald
composers: Carl Craig, Moritz von Oswald
B: Devolopment Mix by Moritz von Oswald
additional engineering by Teo Schulte
2009 DEUTSCHE GRAMMOPHON / UNIVERSAL
恐らくこれらの作品が2008年にリリースされていなかったら、ボクはまだ" ジャズ的なるもの" やクラブジャズの地平で右往左往していて、先に進めなくなっていただろう。クラシックの指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンのラヴェル " ボレロ " と " スペイン狂想曲 "、ムソルグスキー " 展覧会の絵 " をカール・クレイグとモーリッツ・フォン・オズワルドが再構築し、デジタル制御されたアナログ・オシレーターのモーリッツ・サウンド=ベーシック・チャンネルに見られたミニマル・テクノに手術されたグルーヴを聴いた時、鳥肌だったものだ。昨今の貧弱な音楽状況のなかでそんなこと年に1度あるかないかの衝撃的経験だった。Oblique Strategies-Bricolageの " Jimi Tenor " のページで、「このリコンポーズは堕落した現在のクラブカルチャー/テクノシーンとは距離をおいたジミ・テナー独特のアイロニー、回答といえるものだろう。このシリーズ作品の前作カール・クレイグが今年発表したモーリッツ・フォン・オズワルド との共作 " ReComposed " 、マシュー・ハーバート、エイフェックス・ツイン、スクエアプッシャーなどテクノの先陣たちすべてがオーケストレーション編成のポストモダン・ミュージックに向かっている時代に差し掛かっている」と書いたが、いまやポストモダンというと語弊がある。ポストモダンという言葉や形容は曲者だ。それよりも、やはり20世紀前半のモダンへの回帰、21世紀音楽の新たなエレクトロニック=テクノの文脈にみられるモダニズム、ポスト・クラシカル、モダン・アンビエント、マイクロテクノと言い直しておこう。勿論 " ジャズ的なるもの" も含まれているのは言うまでもない。

Carl Craig, Moritz von Oswald, Francesco Tristano live at RFH @ RBMA London 2010
http://www.youtube.com/watch?v=ab9KStI7tC0

***redbullmusicacademy | 2010年03月02日
Live performance from Carl Craig, Moritz von Oswald, Francesco Tristano, and David Brutti at the RFH. See more at http://www.redbullmusicacademy.com and subscribe for more updates!

http://www.youtube.com/results?search_query=Carl+Craig+%26+Moritz+von+Oswald&aq=f

MORITZ VON OSWALD TRIO / LIVE IN NEW YORK ( HJRLP 53 )
1. Nothing 1
2. Nothing 2
3. Nothing 3
4. Nothing 4
Vladislav Delay - percussion and metal instruments
Max Loderbauer - sequencer and synthesizer
Moritz von Oswald - live programming, string keyboards and additional percussion
with guests
Carl Craig ( modular synth ) and Francois K ( live mix and effects )
recorded by Francois K at Le Poisson Rouge, Bleecker Street, New York City, on 6 February 2010, during the Unsound Festival
the cover is a photograoh of colour wheel by Cosima von Bonin
design by Will Bankhead
produced by Moritz von Oswald
2010 HONEST JONS RECORDS
コジマ・フォン・ボニン( Cosima von Bonin ) によるオリジナルのアートワークの写真が使われたモーリッツ・フォン・オズワルド・トリオの2枚組アルバム " Live in New York " と" Vertical Ascent " の2作は、フィンランドの打楽器奏者、エレクトロニック・ミュージシャンVladislav Delay ( metal percussion ) 、元サン・エレクトロニックのMax Loderbauer ( sequenced synthesizer ) 、そしてモーリッツ・フォン・オズワルド( strings keyboards, drum programming, fender rhodes electric piano, percussion, synthesizer ) の3人によるユニットで、 " Live in Newyork " は、カール・クレイグやフランシスKなどもセッションに参加したり、クラブでの環境音を取り組み、テクノのように装ってはいるが、彼らの音楽の本質はトリッピーな浮遊する宇宙感覚を持った70年代のクラウトロックの流れを組込んだ即興演奏によるサイケデリックなエレクトロニック・ジャズである。ここにオズワルドのベーシック・チャンネルでのテクノミニマル世界を期待しては大きな間違いをおかすだろう。

Moritz Von Oswald - Nothing 4 (Live In New York)
http://www.youtube.com/watch?v=leuxZLqw9As
**lektrolaur | 2010年07月10日
HJRLP053 - Moritz Von Oswald Trio - Live In New York LP
Release date: Jul 2010
A1 Nothing 1
B1 Nothing 2
C1 Nothing 3
D1 Nothing 4
Released by: Echospace Honest Jon's Records
Release/catalogue number: HJRLP053

Moritz Von Oswald Trio, with Carl Craig & Francois K in New York, 2010
 
**nam3less2 | 2010年02月07日
The US live debut of the Moritz Von Oswald Trio, with Carl Craig & Francois K in New York City.
A unique journey!

MORITZ VON OSWALD / VERTICAL ASCENT ( HJRLP 45 )
Patterns 1
Patterns 2
Patterns 3
Patterns 4
Vladislav Delay - metal percussion
Max Loderbauer - sequenced synthesizers
Moritz Von Oswald - string keyboards, drum programming, fender rhodes electric piano, additional percussion, synthesizer
recorded by Tobias Freund and Moritz von Oswald at Lemon Street Studios, Berlin
mixed by Tobias freund, Max loderbauer and Moritz von Oswald
mastered by Gotz-Michael Rieth at Eastside, Berlin
produced and arranged by Moritz von Oswald
the cover is a photograoh of colour wheel by Cosima von Bonin
design by Will Bankhead
2009 HONEST JONS RECORDS

Moritz Von Oswald Trio - Vertical Ascent (Pattern 3) - HONEST JON'S RECORDS

**the29nov | 2010年08月12日
by the29nov films

「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」
このお盆は、8月31日の「BRICOLAGE vol.05」と、7月31日に好評のうちに終わった " VIVA! Deutschland elektronische Musik " の続編として、9月11日にボクがブリコラージュするPsysEx ( shrine.jp / underground galleryから発表した4thアルバム " psx_vi " のリミックス12インチシングルのリミキサーにはalva noto / carsten nicolaiの名前がみられる。ニッポンのエレクトロニックの未来の鍵を握る最重要ユニットだ ) 、 CVL ( " Nonsavoir " をリリースしたばかりの人気沸騰中のVelveljinのニコがこのイヴェントのため CVL :セヴェルというユニットを組んで実験的エレクトロニックに挑戦 ) 、Junya Tokuda ( 俄に注目を浴び始めたオオサカの新進エレクトロニカ・アーティスト ) 、ieba ( 映像作家Sandra、Samuel Andreとのコラボレーション作 "Clownoriage " 、" 8 Promenads " などのモダン・アンビエント作品をリリースしているフランス人アーティスト) 、hiroaki Asai ( aka enq / enq名義ではfinderpop labelのサブレーベルのcassette visionより2作品を発表、Hiroaki Asai名義ではファースト・アルバム " for unaffected things " 、 " kalala " などを発表している) とのエレクトロニックな実験的イヴェント「 Wir sind Söhne von Stockhausen 」- The current electronic music of Zero Generation - でDJイングするための素材として手許に散乱しているCDやレコード群を、頭の中で整理するために、彼らのバイオグラフィなどの資料をパソコンで漁りながら四六時中音楽ばかりを聴き、お勉強し
ていた。ベーシックチャンネル以後のエレクトロニック・ミュージックの動向で、このところ最も興味を抱いているrester-notonでのPixel、Frank Bretschneider、Signal、Alva Notoなどのデジタル処理された周波数のサイン波によるマイクロサウンドにおける美学や、KompaktレーベルでのWolfgang Voigt 周辺のミニマルダブ、モダン・アンビエント ( ネオ・クラシック) 、Ost-Gut Ton、Acker-Records、Anticipateとか気がつくとこの3ヶ月の間に購入したレコードやCDが300枚ほど部屋に散乱している。カールハインツ・シュトックハウゼンが生んだ息子達、子供達たちともいえるドイツ、ケルンをプラットホームにした電子音響合成手術の施されたこうしたエレクトロニック・ミュージックが、世界のいたるところで過剰なほど生まれては消えていっている。またボクがこれらの音楽の意味付けやエディトリアルしなきゃいけないのか。それにしては報われない音楽人生だなあ。ちょっと疲れた。ひとやすみして熱い紅茶でもいれて一息しよう。( 一度にすべてアップしようかなと思ったが、まだこの写真に映っているように、100枚以上のレコードやCDが控えている。「 BLICOLAGE」「 WIR SIND SOHNE VON STOCKHAUSEN 」のイベントとリンクしながらマイクロサウンド、ミニマルダブ、モダン・アンビエントのレコードとCDは今後3回ほどに渡って随時アップしていきます ) 。
しかし、ドイッチェランドの音楽はいまも" Deutschland Deutschland über alles " だ。


追記

昨夜はジャン・ピエール・ターメルからボクに渡してくれと預かった" Jean-Frrancois Jamoul " ( パリのシュルレアリスム美術家 ) のDVD " Temps Incertains " と、Reinier LericolairのCD " 25 Plages " のお土産を手にフランスのパリからレニエ・ルリコレ氏とリリ・キムさんがnu thingsに来て下さっ
た。この夏からパリの映像学校で学ぶVelveljin のニコとタケダくんを交えて、3時間ばかり店の近くにあるカフェで、現在のパリやルーエンの美術、音楽事情から、ボクが70-80年代にリリースしプロデュースしたヴァニティ・レコードからの作品の再発を、イギリスやヨーロッパのレコードマニアたちが心持ちにしているというので、可能ならフランスのレコードショップから全作品をオリジナルのままに再発しようなど、色々と話しが展開し、楽しく有意義な時間を持つことができた。なんとか来年はジャン・ピエール・ターメル ( Jean Pierre Turmel ) がルーアンで連続して展開している " ETRANGE FESTIVAL " を拡張した映画、映像、音楽、美術など日本で未公開のフランス文化を " フレンチ・ロック " という大きな括弧で括り、その集大成のようなレクチャー、イヴェントを彼らを招聘して催したいと考えている。それにしても病的に暑過ぎる夏だなあ。アメリカ経済崩壊、株価暴落の前兆、円高進行、ロシアで大規模な山火事、全国で2番目の高齢者ミイラで発見、東京や米国西海岸に大地震が起こるかもとか、巷では色々騒いでいるこの夏だが、それ以上にこの猛暑の、狂ったほどの暑さには不吉な予感すらも感じる。そろそろ、マジになにか生き延びるための様々な備えが必要だろう。さて、今日21日は最近あまり店に顔出ししていなかったので、 " SongBird" という平野クンが毎月nu thingsで展開している恒例のイヴェントを覗きにいった。東郷誠 ( 心の琴線に響く彼のヴォーカルは多くのひとに感動を与えメジャーなフィールドで成功するのは時間の問題かも) 、Kajon ( 彼女の声を多重録音した上に生声を乗せて展開するヴォーカリゼーションのような歌声には、なにかキラっと光ったものを感じた) 、大村みさこ ( 彼女のステージは店に着いた時には終わっていたので未体験 ) 、そして、おおたえみり ( いつもはピアノを前にひとり弾き語りという展開だが、今回はバックにギター、ベース.ドラムというロック編成のバンドを従えたヴォーカルという展開だった。しかしアレンジが悪く彼女の持っている世界観、魅力が半減しているようで微妙な印象しかなかった。磨けば磨くほど光り輝くダイヤモンド原石のような、まれにみる彼女の才能を、周囲の人間が潰して行く様をみるのは、なによりもつらいことだ ) 。この4人で、総勢95人もの集客があり、nu things JAJOUKAの空間に暖かいイイ空気感を醸していて、客観的に観ていても楽しいイヴェントだった。


Rainier Lericolais / 25 Plages
Jean-Francois Jamour / Temps Incertains ( Sordide Sentimental ssevo5 )


« ACID HOUSE COMES!! ACID HOUSE [ E culture / House Experience ] | メイン | WARM ( WORM? ) ELECTRONIC BEAT »

About

2010年08月19日 01:53 に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「 ACID HOUSE COMES!! ACID HOUSE [ E culture / House Experience ] 」です。

次の投稿は「 WARM ( WORM? ) ELECTRONIC BEAT 」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35