JAZZMAN
報告 HIT THE SPOT
ロンドンからJazzman Geraldを迎えての12/1のHIT THE SPOT大盛況に終わりました。来て下さったクラウドたちありがとう。久しぶりのモノホンのクラブイヴェントを体感したことでしょう。当日の模様を写真でご報告を。('07/12/04)
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SPECIAL GUEST DJ:Jazzman Gerald (from UK)
DJ:Taizo + Kageyama +Masa (Funk78, Kyoto)
LIVE SHOW CASE:FABULOUS VIBRATIONS
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60年代イギリスにはクロダッディ・クラブ、フラミンゴ、ソーホー、ラ・ディスコティークなどのモッズのメッカと呼ばれるクラブがあった。ピート・タウンゼントも常連だったそうしたクラブではジョージ・フェイムが2本のサックスとコンガ・ドラムをフィ−チャーしたジャジーなR&Bを演奏していたし、メイド・イン・アメリカの7インチ45回転ドーナツ盤の黒人レーベルでの音楽がガンガン鳴り響き、毎夜モッズたちがダンスに興じていた。
JAZZMAN GERALD AND JASON PERLMUTTER Present CAROLINA FUNK/Funk 45s From The Atlantic Coast 21 Rare and unreleased Cuts(JAZZMAN JMANLP 018)
JAZZMANレーベルからの最新盤であるカロライナ/ヴァージニア州の南、テネシー州/ジョージア州の西に位置するこの地域のファンク、ソウルをコンパイルしたドープなアルバムでの音楽を聴くと、ボクが80年に編集発刊した「fashion/1960's」/"The Original Mods In The Early '60s"のなかの、「モッズはまず第一に、その外見と深く関係していた。彼らは常に服装に神経を使い、クールであろうと気を使っていた。ブティックとコーヒーバーと、街角と、ダンスホールという彼らの世界の外に起こった出来事は、たいして関知されないのだった。」というイタリアン・スタイルかぶれしていたモッズたちを思い出す。当時のモダニストたちの多くは、最初モダンジャズ・カルテット、チャーリー・ミンガス、ジェリー・ムリガン、デイブ・ブルーベックなどのモダンジャズに興味を持っていて、その後、英国の米軍のためのラジオなどから流れるソウルやR&Bなどの黒人音楽を聴くようになったのだが、イギリスには当時からのモダニストの精神、伝統を継承するクラブオーナーやDJたちがいまも存在しているのだ。そのひとりが、コレクター、ディーラー、レーベル・オーナー、DJと多彩な顔を持ち、現在世界で最もその動向を注目されている人物JAZZMAN GERALDだが、1990年に設立したJazzman Recordsのオーナーとして活動する傍ら、90年代後半よりJAZZMAN/FUNK45/STARK REALITYなどのレーベルを次々と立ち上げ、旧音源の再発から新録まで多数のタイトルをリリースしている。日本国内では2001年にリリースしたコンピ“What is wrong with groovin’”がビッグセールスを記録したらしいが、その膨大なコレクション、知識、コネクションの蓄積に裏付けられた仕事には定評があり、近年では“Texas Funk” “Midwest Funk” “Florida Funk”と続いたご当地ファンクのコンピレーションが圧倒的な支持を得ている。ボクはこのレーベルでは数枚の7インチMASEQUA MYERS & JAMI AYINDE「Black Land of The Nile」(JM.035)、DEE FELICE TRIO「Nightingale」(JM.004)や、12インチBAJKA「I Can No Poet Be」(JM12.004)、DAS GOLDENES ZEITALTAR「A Vision」(JM12.003)、アルバムではV/A「MIDWEST FUNK」(JMANLP007)、V.A「TEXAS FUNK」(JMANLP006)、それと今年発売された2枚のラテンものV.A「DANCE THE LATIN SOUL」(JMAN.063)、V.A「DANCE THE LATIN JAZZ」(JMAN.062)くらいしか聴いていないが、前述した”The Original Mod's....."のなかで「米国の黒人市場用に非常に小さく無名のレコード会社から出されるレコードを、1枚でも手に入れることは不可能に近かった。しかし素姓の知れぬレコードが一部の進歩的輸入業者や、USサービスマンや、船員などの手を通じて事実紛れ込んで来ていた。そしてリバプールにアメリカのR&Bレコードがかなり豊富だったのも、この理由によるものである」と、イギリスにどのようにこうした60年代のソウル、ファンクが根付いたのかのそのルーツが記されている。
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V.A/DANCE THE LATIN JAZZ*Six Slice Of Hot Latin Jazz From The Vaults Of Fania And Tico(JMAN.062)
VA/DANCE THE LATIN SOUL *Six Slices Of Hot Latin Soul From The Vault Of Fanis,Aegre And Tico(JAZZMAN JMAN.063)
JAZZMANからリリースされた先のFANIA音源中心コンピ「DANCE THE LATIN JAZZ」と、それに続く、7インチ3枚組「DANCE THE LATIN SOUL」は、ラテン・ソウルを中心としたソウル、ジャズ、モッズなどクラブのコアなDJに対応した選曲がなされている。FANIA音源を中心に最近になって数々の再発やコンピがリリースされているが、RAY BARRETTO、HARVEY AVERNE、BOBBY VALENTIN、LA LUPEなどJAZZMANならではの6曲が選曲されている。DJ タイゾーがjaz' room nu thingsでオーガナイズしJAZZMAN GERALDがロンドンからやって来る12月1日のクラブイヴェント「HIT THE SPOT」は見逃すなよ!
http://www.jazzmanrecords.co.uk/asp/prodtype.asp?prodtype=45
VA/TEXAS FUNK HARD TEXAS FUNK 1968-75(JMANLP006)
VA/MIDWEST FUNK FUNK 45s FROM TORNADO ALLEY(JMANLP 007)
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短命だったが、80年代の頭にモッズ・リバイバルが起こり、ロンドンのカーナビー・ストリートが再び活気を取り戻したことがある。そうした動きを反映して60年代のイギリスでのモッズファッションや60年代というカウンター・カルチャー(ボクは以前からどうもサブカルやアンダーグラウンドという言葉が大嫌いだ)の時代を集大成し編集した272ページからなる単行本。手前味噌だがモッズのことを詳しく知るには、この単行本を古本屋で探すしかないでしょう。確か500部しかプリントしてなかったので、見つけるのも困難でプレミアムが付いて高価だけど、是非10-20代の若い音楽ファンに読んでもらいたい。ところで、15歳の頃の無名時代のマーク・ボランもウェストエンドのクラブやコーヒーバーでたむろするモッズのひとりだったなんてこと、知ってる?。
Contents
*THE ORIGINAL MODS OF THE EARLY '60s
栄光のカーナビー・ストリート/よみがえるモッズシーン
*AMERICA 1960-70
*日本の1960年代ファッション
*ROCK' N ROLL
ロックシネマの25年
*DOUGHNUTS POPS IN 1960's
コメント ( 1 )
この週末はHit The Spot ! のスペシャルとしてJazzman Geraldを迎えます。本場の現在のFUNKの楽しみ方が味わえる一晩になるものと楽しみにしております。
今回は"Carolina Funk"のリリース間もないという事でファンクがたっぷり眠ってると注目されてきた土地からビッグ(モンスター)チューンをたっぷり掘って届けに来てくれるでしょうからダンサー(?)としては楽しみでたまりません。ちなみにこのコンピレーションシリーズ、ご当地ファンクなんて言われてますが(かなり一部で)この発想は実はこのJazzman レーベルがというかUKのファンクシーンが打ち出したものと言っても言い過ぎではないんですよ。それまでは正直そんなに言われてなかった、何よりTexas Funkの衝撃が思い出されます。
で音源もなんですが何よりすごいのはそのリサーチにかけられてる時間でございます。是非CD(ライナーの読みやすさならCDがおすすめ、あと裏返さなくていいのも)なりレコードなり(ビジュアル的にはレコードがオススメ)手に入れてもらってライナーノーツも満喫してくださいませ。辞書引きながらでもライナー読みつつ聴いたりしたら、大概は友達がいなくなります・・・。引きこもってしまいます。ネットでレコード買うようになってしまいます。でも直接行きたくなりま、彼の地へレコード求めに。ちょっとした旅の記録みたいなもんでもあるわけです。コンピレーションにドラマを求めるのも変な話ですが・・・。
このようにDJ、ディーラーといったシーンを作る役割を担っている人というのはもてなすための準備に時間をかけるわけやな、と想像できる訳です。
また踊りたくなってしまうという症状も出てくるやもしれません。思わず家で踊ってしまってタンスの角で足を売ってアザができて悶える、でも一人・・・、みたいな事になるくらいやったら。
そうや!Hit The Spot ! があるやないか!
というわけで何より体験が一番、モッズもファンクス(こんな呼び名はないですが・・・)も今年最後のゲストJazzman Geraldを迎えるHit The Spot ! をお楽しみ下さいませ。
踊りやすい靴での参加お待ちしております。
投稿者: タイゾー | 2007年11月28日 11:23
日時: 2007年11月28日 11:23